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息子の同級生たちとの草野球で、アウトセーフの微妙な判定になると、子ども全員が僕の顔を見る。僕だって試合に参加しているのだから最初は「自分たちで判断しなよ」と民主的(?)なふりをしていたが、どうも雰囲気がしっくりと来ない。野球には審判がつきものだから当然なのか。子どもは案外大人に敬意を持っているのか、あるいは大人をしっかり使っているのか。観念して僕は即座にジャッジを下すことにした。ときに判定に不満の声をあげる少年も。だけどしつこくない。「チクショー」とか言いながらも、いじけず、すぐプレーに戻る。「今日初めて野球をやった」と言う少年が「絶対当たらないよ」と打席に立つと、守る方も打つ方も「当たるよ、弱気になるな」と応援する。うまく当たって一塁に生きると、「やった、人生初ヒットだね」と声が飛ぶ。いまどきの子どもと草野球に興じながら、いろいろと感じた。 |